東京の旧国鉄三鷹駅で1949年、無人電車が暴走し6人が死亡した「三鷹事件」で死刑が確定した竹内景助元死刑囚(45歳で病死)の遺族が申し立てた第2次再審請求で、東京高裁は31日、再審開始を認めない決定をした。

 弁護団は電車の破損状況などに関する専門家の鑑定書を新証拠として提出し、元死刑囚以外の複数犯行と主張したが、後藤真理子裁判長は「単独犯行とする自白の信用性を認めた確定判決に合理的な疑いはない」と判断した。

 弁護団は高裁に異議を申し立てる方針。主任弁護人の野嶋真人弁護士は東京都内で記者会見し「科学的な検討を加えていない」と高裁決定を批判した。

(共同)

 国鉄中央線三鷹駅から暴走し、商店に突っ込んだ無人電車=1949年7月

引用www.tokyo-np.co.jp